2021年台北ランタンフェスティバル」が艋舺に登場!
18世紀ごろ、台湾には、「一府、二鹿、三艋舺」という地域栄えた順番を讃える言葉がありました。府とは時の都であった台南のこと。次の鹿とは台湾中部に位置する彰化県鹿港鎮でした。そして艋舺(ばんか)、即ち現在の台北市萬華区エリアの旧名です。
300年近くの歴史を誇る艋舺は、台湾北部の伝統文化の源流地域を中心にして、重要な歴史を刻み続けてきました。区内にある貴陽街は台北で「最も古い通り」として、様々な伝統文化の意義を持つ地域とも知られています。
天より七彩八宝授かり、希望の新天地へ
新春恒例行事「台北ランタンフェスティバル」が開催されます。揺らぐ炎が希望を輝かせ、心に力を湧かせる願いをこめて、2021年のメインテーマは「七彩八宝 新世界」とします。
台北市政府は出会いを大切にし、台北を訪れるお客様のために、様々な工夫により、和やかな旅を満喫できることを使命とします。そして伝統と創新を守り育てる意義を噛み締めながら、真の魅力を日本及び世界に発信していきたいと思っております。またご来訪なさるお客様、或いはネットを通して台北をご覧になる方、今年こそ皆様方のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。
きっと明るい一年となることを信じており、本年もよろしくお願い申し上げます(黄稔恵 訳)。